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とび梅閑話/2024-04-03

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とび梅閑話 15

化学物質の総数は、「沈黙の春」が出版された1962年当時はおよそ3万種、1990年
には、およそ1000万種であったものが、現在(2015年1月)では9,131万種(アメ
リカ化学会への登録数)、とくに近年の新規化学物質の登録数増加スピードは加速度
的です。毎年1,000万種程度があらたに登録されています。
ー「レイチェルカーソンはこう考えた」多田満著より

自然食品とは対極的に人間が開発した薬品(サプリメント含む)や食品には、過去に人
体に有害であることが判明して、製造が中止されたものが少なくない。
それらには、初期には分からないが摂取し続けることで発症する事例もある。
化学物質は人間がつくるものである限り、必ずしも安全性が担保されているとは限ら
ない。だからこそ、それらを市場に出すには十分なチェック機能が働いていることが
前提となる。
今回問題となった紅麹が成分に含まれる製品がスイスでは販売禁止となっていることを
政府機関は知らなかったのだろうか。
つい数年前にアスベストが肺がんを誘発することが社会問題となったが、米国では30年
以上前から生産されていない。
「沈黙の春」の警笛から60年経つが、日本は何を学んできたのだろう。
政府と企業の変わらぬ癒着構造が見えてくる。
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